点评:富良野は盆地特有の寒暖差を利用して高品質のぶどうを栽培しています。富良野でワイン用ぶどうの栽培が始まったのは1972(昭和47)年のことだそうです。栽培・醸造・販売という一貫体制の「ふらのワイン」は、日本全国のワイナリーが集まるコンクールで何度も受賞しています。工場内では、「ふらのワイン」の購入はもちろんのこと、醸造工程の見学や試飲もでき、時期によっては工場限定販売のワインを購入することもできるそうです。20~30分の見学コースの後、楽しみにしていた試飲を目当てに2階へ。銘柄選びを始めたその瞬間、車で来たことを思い出し、それならば運転を交代してもらおうと妻の方へ駆け寄ると、妻は勝ち誇ったように私の顔をながめ微笑みました。工場見学を早々に切り上げた妻は、一足先に試飲を始めており、既に運転できる状態ではありません。私の負けです。
日本はぶどう栽培に最適な気候風土ではありません。ぶどうを育てるにしても食用ぶどうの人気が高いため、シャインマスカット等を栽培した方がワイン用ぶどうよりも収入になります。そんな背景から、国内で販売されるワインの多くには、海外から輸入されたぶどうや濃縮果汁が使われていました。それを国内でワインに加工したものが、「国産ワイン」や「日本ワイン」と呼ばれ流通していました。日本では最近まで、海外のようにワインを具体的に管理する法律が整備されていませんでした。2018(平成30)年にワイン法が施行され、「国産ワイン」という言葉ではなく「国内製造ワイン」という言葉で定義。つまり、国内製造ワイン(旧国産ワイン)は、日本国内で製造されたワイン全体を指し、その中でも特に、日本国内で栽培されたぶどうを使用したワインが「日本ワイン」と定義されました。海外で栽培されたぶどうを使用して国内で醸造されたワイン、輸入果汁で醸造されたワイン、ワインを輸入して国内で瓶詰を行ったワイン等は、国内製造ワイン(旧国産ワイン)ですが、日本ワインと呼ぶことはできません。日本の気候風土で育ったぶどうから作られる日本ワインの良さは、何と言っても日本の食事にとても良く合い、スイスイ飲める美味しさです。また、産地の気候風土を想像しやすく、行こうと思えば行ける距離にワイナリーがあると楽しみ方も広がります。国産ぶどうを使用した日本ワインを応援したくなります。
翻译:富良野利用盆地特有的温差来种植优质葡萄。富良野于 1972 年(昭和 47 年)开始种植酿酒葡萄。拥有种植、酿造、销售为一体的“富良野葡萄酒”,在日本各地葡萄酒厂云集的比赛中屡获殊荣。在工厂内,您不仅可以购买“富良野葡萄酒”,还可以观看酿造过程并品尝葡萄酒,根据季节,您甚至可以购买工厂独有的葡萄酒。 20-30分钟的参观结束后,我们前往二楼品尝我们期待的品酒。当我开始选择品牌的那一刻,我想起我是开车来的,当我跑到妻子面前让她接手时,她带着胜利的微笑看着我,笑了。我的妻子提前结束了工厂参观,提前开始品酒,已经没有能力开车了。这是我的损失。
日本没有最适合种植葡萄的气候。在种植葡萄方面,鲜食葡萄很受欢迎,因此种植阳光玫瑰香等可以比酿酒葡萄提供更多的收入。因此,在日本销售的许多葡萄酒都使用从海外进口的葡萄和浓缩果汁。在国内加工成葡萄酒的葡萄酒被称为“国产酒”或“日本酒”并进行流通。直到最近,日本还没有像其他国家那样专门管理葡萄酒的法律。 《葡萄酒法》于 2018 年(平成 30 年)颁布,其定义使用“国产葡萄酒”一词,而不是“国产葡萄酒”。换句话说,国产葡萄酒(以前称为国产葡萄酒)是指所有在日本境内生产的葡萄酒,特别是用日本境内种植的葡萄酿造的葡萄酒被定义为“日本葡萄酒”。国产葡萄酒(原国产葡萄酒)包括使用海外种植的葡萄在国内酿造的葡萄酒、使用进口果汁酿造的葡萄酒以及进口并在国内装瓶的葡萄酒,不能称为日本葡萄酒。日本葡萄酒的伟大之处在于,它是用日本气候下生长的葡萄酿制而成的,它与日本料理很相配,而且味道鲜美、易于饮用。另外,更容易想象产区的气候和特色,如果步行范围内就有酒庄,享受葡萄酒的方式也更多。我想支持使用国产葡萄酿造的日本葡萄酒。