点评:浪江町請戸地区にある廃校となった小学校です。
津波により被害を受けた小学校を東日本大震災による被害を後世に語り継ぐために残された施設です。
請戸地区自体が津波により壊滅的な被害を受けていますが、福島第一原子力発電所の事故の影響も重なり、地域全体が再建されなかったため、殺風景な荒れ地の中に小学校が残る風景になっています。
福島県の津波震災遺構を訪れたのは、この場所が初めてとなりますが、想像していたよりも被害の大きさに驚きました。
小学校の建物自体は遠目では普通に残っているため、近くに行かないと被害の様相は見えてきません。
建物1階に津波が襲っており、ガラス窓・天井等は徹底的に破壊されています。
津波の威力を見た目で分かる場所としては、調理場の北側には調理器具が圧縮されて押し込まれています。
また、体育館は床が陥没するレベルで破壊されていますが、檀上では卒業式の看板がそのまま残されており、日常的な風景と非日常的な風景が交錯する何とも言えないやるせなさがあります。
建物2階には、津波に襲われなかったこともあり当時そのままの様子が残されています。
2階に上る階段には、津波の浸水深が掲示されています。
なお建物西側の立ち入れないエリアは、そのまま保存しています。
東側の3教室は綺麗に片付けられ展示室となっています。その中で6年生の教室にある黒板には激励のメッセージが残されています。
細かい部分では、校舎内に残されている時計は全て津波襲来時刻を指しています。
1階にある複合盤からの指示で動作する時計だった事もあり、全て津波が襲った同じ時刻を指しています。
今回双葉駅からレンタサイクル(無料)で向かおうとしましたが、あいにく自転車(全5台)は全て貸し出されありませんでした。
東日本大震災・原子力災害伝承館までバスに移動したところ、こちらにレンタサイクルが1台残っていたので、自転車を漕いで当施設まで移動しました。
なお当施設内には、東日本大震災・原子力災害伝承館に団体料金で入れる割引券が置かれています。
(東日本大震災・原子力災害伝承館には、当施設の割引券が置かれています)
翻译:这是位于浪江町宇户区的一所封闭小学。
这座在海啸中受损的小学被留下来,将东日本大地震造成的损失传递给子孙后代。
宇户地区本身在海啸中遭受了毁灭性的破坏,但由于福岛第一核电站事故的综合影响,整个地区都没有得到重建,在贫瘠的荒地中留下了一所小学。
这是我第一次参观福岛县海啸灾难遗址,我对受损程度感到惊讶,甚至比我想象的还要严重。
小学建筑本身从远处看还算正常,所以除非靠近,否则无法看到损坏的程度。
海啸袭击了大楼的一楼,玻璃窗和天花板完全被摧毁。
可以直观地看到海啸威力的地方是炊具被压缩并推入厨房的北侧。
此外,虽然体育馆已被毁得地面塌陷,但站台上的毕业典礼招牌却完好无损,日常与非凡的场景交织在一起,营造出一种难以形容的忧郁感。
大楼的二楼保留了当时的原样,因为它没有受到海啸的袭击。
海啸淹没深度张贴在通往二楼的楼梯上。
建筑西侧的禁区被原样保留。
东侧的三间教室已被清理干净,现用作展览室。六年级教室的黑板上留下了鼓励的话。
具体来说,校舍内留下的所有时钟都显示海啸发生的时间。
这些时钟是根据一楼多功能面板的指令操作的,因此它们都指向海啸袭击时的同一时间。
这次我尝试从双叶站租一辆自行车(免费),但不幸的是没有一辆自行车(总共5辆)可供出租。
乘坐巴士前往东日本大地震核灾害纪念馆时,还剩下一辆出租自行车,所以我就骑着自行车前往了馆内。
另外,馆内还提供东日本大地震核灾害博物馆的团体门票优惠。
(该设施的折扣券可在东日本大地震核灾害博物馆领取)